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連結財務諸表および注記 2006年 (分割版) | アニュアルレポート | KDDI株式会社 kddi ar2006 j10

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(1)

連結貸借対照表

KDDI株式会社及び子会社

(注1)

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005年及び2006年3月期末 資産

流動資産

現金及び預金、有価証券 受取手形及び売掛金、未収入金 貸倒引当金

貯蔵品

繰延税金資産(流動)(注12) 有価証券、その他流動資産

有形固定資産(電気&附帯)(注4)

機械設備、空中線設備、端末設備、市内線路設備、市外線路設備、 土木設備、海底線設備

建物、構築物

機械及び装置、車両、工具器具備品 土地

建設仮勘定

その他(有形固定資産)

減価償却累計額

投資等及び無形固定資産 投資有価証券(注3、4) 敷金・保証金

無形固定資産 連結調整勘定

繰延税金資産(固定)(注12) 関係会社投資、その他の投資等 貸倒引当金

資産合計

連結財務諸表注記をご参照下さい。

2006

$ 1,285 3,481 (129) 326 151 135 5,249

25,555 3,647 997 412 599 10 31,220 (19,218) 12,002

420 328 1,408

— 882 1,075 (75) 4,038

$ 21,289 2006

¥ 151,003 408,905 (15,175) 38,384 17,730 15,837 616,684

3,001,891 428,448 117,078 48,423 70,419 1,195 3,667,454 (2,257,597) 1,409,857

49,276 38,547 165,332

— 103,625 126,326 (8,782) 474,324

¥ 2,500,865 2005

¥ 222,532 383,083 (17,900) 48,613 30,407 20,678 687,413

2,619,605 383,982 118,564 50,286 71,439 10,255 3,254,131 (1,841,446) 1,412,685

31,846 35,298 149,642 48,248 23,682 96,048 (12,540) 372,224

¥ 2,472,322

(2)

(注1)

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005年及び2006年3月期末 負債・少数株主持分・資本 流動負債

短期借入金、1年以内期限到来の固定負債(注4) 買掛金、未払金

未払法人税等 未払費用 賞与引当金 その他流動負債

固定負債

長期借入金(注4) 社債(注4)

ポイントサービス引当金

退職給付引当金、その他の固定負債(注4、13)

負債合計

少数株主持分

偶発債務(注5)

資本(注10) 資本金:

授権株式数

2005年3月31日現在 ー 7,000,000株 2006年3月31日現在 ー 7,000,000株 発行済株式数

2005年3月31日現在 ー 4,240,880.38株 2006年3月31日現在 ー 4,427,256.86株 資本剰余金

利益剰余金

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定 自己株式 資本合計 負債・資本合計

2006

$ 2,100 2,342 160 93 144 230 5,069

2,267 2,195 212 375 5,049

10,118

142

1,208 2,602 7,265 184 11,259 10 (240) 11,029

$ 21,289 2006

¥ 246,757 275,107 18,780 10,919 16,892 26,971 595,426

266,340 257,800 24,893 44,078 593,111

1,188,537

16,797

141,852 305,676 853,405 21,666 1,322,599 1,166 (28,234) 1,295,531

¥ 2,500,865 2005

¥ 227,744 260,407 65,682 9,956 13,511 25,483 602,783

368,967 268,175 20,805 36,171 694,118

1,296,901

13,229

141,852 304,190 739,448 9,858 1,195,348 (1,650) (31,506) 1,162,192

¥ 2,472,322

(3)

連結損益計算書

KDDI株式会社及び子会社

(注1)

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005年及び2006年3月期 営業収益:

電気通信事業営業収益 附帯事業営業収益

営業収益計 営業費用:

営業費 減価償却費 通信設備使用料 附帯事業営業費用 その他

営業費用計 営業利益 営業外費用(収益):

支払利息

受取利息・有価証券利息

(含む投資)有価証券売却損益 投資有価証券評価損

固定資産売却損益(注6) PHS事業譲渡益 持分法投資損益 債務免除益 匿名組合分配金収入 固定資産除却費 減損損失(注7) その他営業外損益

営業外費用計

税金等調整前当期純利益 法人税等:

当年度分 繰延税額

法人税等計 少数株主利益

当期純利益

(注1)

単位:円 単位:米ドル

2005年及び2006年3月期 2005 2006 2006

1株当たり情報: 当期純利益

潜在株式調整後当期純利益 配当金額

連結財務諸表注記をご参照下さい。

2006

$ 20,418 5,638 26,056 8,913 2,795 3,518 5,563 2,742 23,531 2,525 133 (9) (6) 6 4

— (19) (11) (58) 1 973 (26) 988 1,537 520 (635) (115) 30

$ 1,622

$ 383.55 383 68.10 2006

¥ 2,398,526 662,288 3,060,814 1,047,003 328,259 413,294 653,531 322,131 2,764,218 296,596 15,682 (1,027) (699) 695 422

— (2,278) (1,298) (6,836) 160 114,296 (3,127) 115,990 180,606 61,140 (74,597) (13,457) 3,494

¥ 190,569

¥ 45,056 45,025 8,000 2005

¥ 2,300,566 619,473 2,920,039 998,403 341,043 382,064 615,539 286,814 2,623,863 296,176 20,949 (701) (3,008) 273 (205) (27,674) (1,426)

— (6,418)

174 23,449 (2,768) 2,645 293,531 96,647 (8,541) 88,106 4,833

¥ 200,592

¥ 47,612 47,571 6,900

(4)

連結剰余金計算書

KDDI株式会社及び子会社

単位:千株 単位:百万円

為替換算

2005年及び2006年3月期 普通株式数 資本金 資本剰余金 連結剰余金 評価差額金 調整勘定 自己株式

2004年3月31日残高 当期純利益 配当金(注10) 役員、監査役賞与金 自己株式処分差損

持分法適用関連会社減少による減少高 有価証券評価差額金

為替換算調整勘定 自己株式

2005年3月31日残高 合併による増加高 当期純利益 配当金(注9) 役員、監査役賞与金 自己株式処分差損 連結調整勘定取崩高 有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 自己株式

2006年3月31日残高

4,241

4,241 186

4,427

¥ 141,852

¥ 141,852

¥ 141,852

¥ 304,190

¥ 304,190 1,486

¥ 305,676

¥ 563,678 200,592

(24,460) (78) (284) (0)

¥ 739,448

190,569 (29,247) (89) (838) (46,438)

¥ 853,405

¥ 11,977

(2,119)

¥ 9,858

11,808

¥ 21,666

¥ (1,645)

(5)

¥ (1,650)

2,816

¥ 1,166

¥ (10,661)

(20,845)

¥ (31,506)

3,272

¥ (28,234)

単位:千株 単位:百万米ドル(注1)

為替換算

2006年3月期 普通株式数 資本金 資本剰余金 連結剰余金 評価差額金 調整勘定 自己株式

2005年3月31日残高 合併による増加高 当期純利益 配当金(注9) 役員、監査役賞与金 自己株式処分差損 連結調整勘定取崩高 有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 自己株式

2006年3月31日残高 連結財務諸表注記をご参照下さい。

4,241 186

4,427

$ 1,208

$ 1,208

$ 2,590 12

$ 2,602

$ 6,295

1,622 (249) (1) (7) (395)

$ 7,265

$ 84

100

$ 184

$ (14)

24

$ 10

$ (268)

28

$ (240)

(5)

連結キャッシュ・フロー計算書

KDDI株式会社及び子会社

(注1)

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005年及び2006年3月期

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益

減価償却費 固定資産売却損益 固定資産除却費 減損損失貸倒引当金の減少額 退職給付引当金の減少額 受取利息及び受取配当金 支払利息持分法による投資利益 投資有価証券売却損益 投資有価証券評価損 PHS事業譲渡益

ポイントサービス引当金の増加額 資産及び負債の増減

前払年金費用の増加額 売上債権の増加額 たな卸資産の減少額 仕入債務の増加額又は減少額 その他小計

利息及び配当金の受取額 利息の支払額

法人税等の支払額

営業活動によるキャッシュ・フロー計

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入 関係会社への投資による支出 PHS事業譲渡による収入 長期前払費用の増加による支出 投資活動によるキャッシュ・フロー計その他

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の減少額

長期借入金の返済による支出 長期未払金の返済による支出 社債の発行による収入 社債の償還による支出 自己株式の取得による支出 配当金の支払額

少数株主からの払込額 その他

財務活動によるキャッシュ・フロー計

Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額

Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額又は減少額

Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高

Ⅶ 合併及び新規連結子会社の現金及び現金同等物の増加額

Ⅷ 連結範囲変更に伴う現金及び現金同等物の減少額

Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高 連結財務諸表注記をご参照下さい。

2006

$ 1,537 2,873 4 188 973 (48) (14) (13) 133

(19) (6) 6

— 35 (13) (58) 93 208 49 5,928

19 (139) (909) 4,899 (2,653)

17 (746)

(4) 28 (244)

— (116)

7 (3,711) (5) (1,843) (23) 424 (514) (2) (249) 2 23 (2,187) 10 (989) 1,894

381 (1)

$ 1,285 2006

¥ 180,606 337,461 422 22,074 114,296 (5,642) (1,673) (1,494) 15,682 (2,278) (699) 695

— 4,088 (1,534) (6,863) 10,872 24,424 5,916 696,353 2,281 (16,348) (106,755) 575,531 (311,614)

1,953 (87,665) (413) 3,336 (28,669)

— (13,648)

797 (435,923) (543) (216,530) (2,583) 49,973 (60,375) (262) (29,552) 242 2,695 (256,935) 1,146 (116,181) 222,532

44,722 (70)

¥ 151,003 2005

¥ 293,531 354,061 (205) 18,172 23,449 (465) (640) (886) 20,949 (1,426) (3,008) 273 (27,674) 3,698 (1,916) (3,840) 10,466 (12,256) 2,116 674,399 1,929 (22,233) (115,419) 538,676 (271,926)

1,466 (56,035) (6,085) 10,282 (5,395) 206,234 (14,058) (991) (136,508) (1,351) (293,330) (5,935)

— (15,375) (24,436) (24,594) 164 (11,201) (376,058) (96) 26,014 196,518

¥ 222,532

(6)

連結財務諸表注記

KDDI株式会社及び子会社

1. 2006年3月期の連結財務諸表作成のための基本となる事項 連結財務諸表は、国内の開示目的のために作成されました日本の 連結財務諸表を基に作成されております。

KDDI株式会社(「当社」)及び国内子会社は日本の商法と電気通 信事業法に従って会計記録を保持しており、日本における一般に 認められた会計基準に準拠しております。日本の会計基準は、国際 会計基準とは適用や開示の必要項目においていくつか異なっており ます。海外子会社は、所在する各国における一般に認められた会計 基準を採用しております。

当連結財務諸表作成に当たって、海外の読者が理解し易いように、 国内の開示目的の為に作成されました連結財務諸表に若干の組替 を行っております。

2006年3月期の当社の連結財務諸表は、連結子会社46社に より構成されております。主な連結子会社として、沖縄セルラー 電話(株)、(株)KDDIネットワーク&ソリューションズ、(株)KDDI テクニカルエンジニアリングサービス、(株)KDDIエボルバ、 KMN(株)、KDDI AMERICA, INC.等があります。

2006年3月期における連結範囲の重要な変更は次のとおりです。

新規(連結)

(株)KDDIテクニカルエンジニアリングサービス 設立

(株)ユビキタス・コア 設立

メディアフロージャパン企画(株) 設立

(株)パワーネッツ 合併

除外(連結)

(株)KDDIエボルバとシーティーシー・クリエイト(株)は、2005 年5月に(株)KDDIエボルバを存続会社として合併しました。

(株)KDDIエボルバと(有)ケイエスエス・クリーンは、2005年 7月に(株)KDDIエボルバを存続会社として合併しました。

当社と(株)ツーカーセルラー東京、(株)ツーカーセルラー東海 及び(株)ツーカーホン関西は、2005年10月に当社を存続会社 として合併しました。

沖縄コールセンター(株)と(株)KDDIテレマーケティング沖縄 は、2005年12月に沖縄コールセンター(株)を存続会社として 合併し、社名を(株)KDDIエボルバ沖縄に変更しました。

(株)KDDIエボルバと(株)ツーカーサービスは、2006年2月 に(株)KDDIエボルバを存続会社として合併しました。

TOKYO NETWORK COMPUTING PTY. LTD. 会社清算 ケイディディアイ海底ケーブルシステム(株) 会社清算 KDDI R&D LABORATORIES USA, INC. 会社清算 SWIFTCALL CENTRE LTD. 株式売却 SWIFTCALL LONG DISTANCE LTD. 株式売却

日本イリジウム(株) 破産手続開始決定

NIPPON IRIDIUM (BERMUDA) LTD. 破産手続開始決定 新規(持分法適用)

(株)モバオク、ジャパンケーブルネットホールディングス(株)、 ジャパンケーブルネット(株)、(株)大田ケーブルネットワーク、

(株)シティテレビ中野、(株)葛飾ケーブルネットワーク、小田原 ケーブルテレビ(株)、武蔵野三鷹ケーブルテレビ(株)、(株) タウンテレビ南横浜、(株)ケーブルネットワーク千葉、(株)タウン テレビ習志野、船橋ケーブルネットワーク(株)、シーエーティービー 港南(株)、熊本ケーブルネットワーク(株)、八王子テレメディア(株)、

(株)コアラテレビ、マイ・テレビ(株) 株式取得

除外(持分法適用)

アンパサンド・ブロードバンド(株) 会社清算

この財務諸表は日本円で表示されておりますが、読者の便宜の ために、2006年3月31日の実勢為替レートである1米ドル= 117.47円のレートで換算して米ドルでも表示しております。この 換算は、日本円表示金額がこのレート又は他の任意のレートで 米ドルに換金できるということを意味するものではありません。 2. 重要な会計方針

a. 連結会計と関連会社への投資に関する会計の基礎

この連結財務諸表は、当社と連結子会社の各個別財務諸表から 構成されております。

全ての重要な内部取引及び債権債務は相殺消去されております。 関連会社への投資に関する会計では持分法を適用しており ます。持分法において、企業集団は、関連会社の損益額に対する 持分割合相当分を連結損益に加え、同額分を関連会社への投資額 に加減算しております。

例外的に、持分法を適用していない非連結子会社1社及び関連 会社2社への投資については、重要な影響を及ぼしていないため 原価法を適用しております。

b. 収益の認識

電気通信サービスにおける収益は、主に通信時間に応じたものと 定額制のものがあります。製品・システムの販売における収益は、 主として出荷により契約上の義務が遂行されることによって認識 しております。レンタル等については、契約期間に応じて、もしく はサービスの提供によって収益が認識されます。

c. 現金同等物

この連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等 物は、手許現金、要求払預金及び3ヶ月以内に満期日が到来する、 流動性が高く、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動リスク が少ない短期的な投資から構成されております。

d. たな卸資産

たな卸資産は移動平均法による原価法を適用しております。

e. 外貨換算方法

外貨建金銭債権債務は、長期・短期に関係なく、連結決算日の直物 為替相場によって日本円に換算しております。ここでの換算差額は 当期損益として処理しております。

(7)

次に、海外連結子会社及び関連会社の全資産・負債は連結決 算日の直物為替相場によって日本円に換算しております。期首の 連結剰余金は取得日レートによって日本円に換算しております。 2006年3月期の収益及び費用は期中平均レートによって日本円 に換算しております。ここでの換算差額は、少数株主持分及び 資本の部における為替換算調整勘定として処理しております。

f. 有形固定資産と減価償却方法

有形固定資産は原価法を適用しております。減価償却方法として、 当社保有の固定通信事業に使用される機械設備に対して定率法 を、当社保有の移動体事業に使用される機械設備及び機械設備を 除く有形固定資産並びに連結子会社が保有する殆どの減価償却 資産に対して定額法を、それぞれ適用しております。主な耐用年数 は以下のとおりであります。

固定通信事業・移動体事業に

使用される機械設備: 2年∼17年

市内線路設備、市外線路設備、土木設備、

海底線設備及び建物: 2年∼65年

g. 金融商品

(1)デリバティブ

デリバティブは、ヘッジ手段に用いられた取引を除いて公正価値 で評価しており、その評価損益は当期損益に含まれております。

(2)有価証券

当社及び連結子会社における満期保有目的の債券は償却原価法

(満期までの保有期間に応じて償還金額と取得金額との差額を 認識していく方法)を適用しております。

関連会社が発行した株式に対する当社の投資は持分法を適用し ております。

その他有価証券のうち時価のあるものは、連結決算日の公正 価値により評価し、評価差額は税効果会計を考慮後、資本の部の その他有価証券評価差額金として直接計上しております。売却 原価は移動平均法により算出しております。

その他有価証券で時価のないものは、主として移動平均法に よる原価法を適用しております。

(3)ヘッジ会計

ヘッジ手段として明示されたデリバティブの評価損益は、資産又 は負債に計上され繰延べされます(繰延ヘッジ法)。そしてヘッジ 対象の項目や取引において損益が認識されたのと同時期に計上 されます。

当社がヘッジ手段として明示しましたデリバティブは、主として 金利スワップ、為替予約取引です。関連するヘッジ項目は、外貨 建予定取引、長期銀行借入金です。

当社は、利子や為替の変動リスクを減じるために、上記ヘッジ 手段を利用する方針を定めております。これにより、当社にとっ てのヘッジ手段の購入額は、ヘッジ項目金額が上限となっており ます。

当社は、四半期毎にヘッジ手段の有効性について、ヘッジ手段 から得られた累計ベースの損益と関連するヘッジ対象項目から 得られた損益とを比較することにより評価しております。

h. 研究開発費とソフトウエア

研究開発費は、発生時に一括して費用計上しております。無形固定 資産に計上される、自社使用目的のソフトウエアは、利用可能期間

(5年)で定額法に基づき償却しております。

i. 所得に関する税金

当社と連結国内子会社の所得に関する税金は、法人税、住民税と 事業税から構成されております。当社と連結国内子会社は、税効 果会計を適用しております。税効果会計においては、財務会計と 税務会計の資産・負債との間に差異がある場合に、当該差異に 係わる繰延税金資産及び繰延税金負債が、当該差異の解消が見込 まれる会計年度に適用される税率を用いて計算されます。

j. リース会計

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のフ ァイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係わる方 法に準じた会計処理によっております。

k. その他資産

連結調整勘定は、5年間及び20年間で均等償却しております。 連結調整勘定償却は、連結損益計算書上の営業費用に含まれて おります。

l. 一株当たり当期純利益

一株当たり当期純利益は、各期中における平均発行済株式数を 基準として計算されます。

m. 貸倒引当金

債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については 貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に 回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

n. 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、2006年3月期末における退職 給付債務、年金資産及び信託資産の見込額に基づき、2006年 3月期末において発生していると認められる額を計上しており ます。過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間 以内の一定の年数(14年)による定額法により費用処理しており ます。数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務 期間以内の一定の年数(14年)による定額法により翌連結会計 年度から費用処理しております。

当社及び一部の国内連結子会社は、厚生年金基金制度について、 厚生労働大臣の認可を受け、2004年4月1日に確定給付企業年 金基金に移行しました。

(8)

3. 有価証券の時価情報

2005年3月期末及び2006年3月期末での時価のある有価証券の連結貸借対照表計上額、時価、評価損益は以下のとおりです。 満期保有目的の債権で時価のあるもの

該当事項はありません。

その他の有価証券で時価のあるもの o. ポイントサービス引当金

将来の「auポイントプログラム」等ポイントサービスの利用による 費用負担に備えるため、利用実績率に基づき翌連結会計年度以降 に利用されると見込まれるポイントに対する所要額を計上して おります。

p. 固定資産の減損に係る会計基準の早期適用

2002年8月9日に企業会計審議会から「固定資産の減損に係る 会計基準」が公表されました。

当該基準は、固定資産の帳簿価格の回収が見込めない可能性を

示す事象がある場合には、減損損失を認識するかどうかの判定を行 うことを要求しています。また減損損失を認識すべきであると判定 された資産又は資産グループの帳簿価格を、正味売却価額又は使 用価値のいずれか高い方の金額である回収可能価額まで減額し、 減損損失を損益計算書に計上することを要求しています。当該基準 は2005年4月1日以後開始する連結会計年度から適用されます。

しかし、2004年4月1日以後開始する連結会計年度又は 2004年3月31日から2005年3月30日までに終了する連結会 計年度から早期適用することも認められている為、前連結会計年 度から同会計基準を適用しております。

単位:百万円 単位:百万米ドル

連結貸借 評価益 連結貸借 評価益 連結貸借 評価益 取得原価 対照表計上額 (損) 取得原価 対照表計上額 (損) 取得原価 対照表計上額 (損)

2005 2006 2006

連結貸借対照表計上額が取得原価を 超えるもの

連結貸借対照表計上額が取得原価を 超えないもの

合計

$ 311

(0)

$ 311

$ 342

6

$ 348

$ 31

6

$ 37

¥ 36,572

(7)

¥ 36,565

¥ 40,195

650

¥ 40,845

¥ 3,623

657

¥ 4,280

¥ 16,512

(3)

¥ 16,509

¥ 19,867

846

¥ 20,713

¥ 3,355

849

¥ 4,204

単位:百万円 単位:百万米ドル

売却金額 総売却益 総売却損 売却金額 総売却益 総売却損 売却金額 総売却益 総売却損

2005 2006 2006

売却したその他有価証券 ¥ 7,301 ¥ 3,056 ¥ 47 ¥ 869 ¥ 703 ¥ 4 $ 7 $ 6 $ 0 当連結会計年度中に売却したその他有価証券

(9)

4. 短期借入金と長期負債

2005年3月期末及び2006年3月期末における短期銀行借入金は、それぞれ3,095百万円、2,626百万円(22万米ドル)です。また、 2005年3月期及び2006年3月期において短期借入金に適用された平均金利はそれぞれ5.14%、5.15%でした。

2005年3月期末及び2006年3月期末における長期負債は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005年から2012年までが満期である無担保国内普通社債で 年利が0.435%から2.57%までのもの

2006年から2017年までが満期である一般担保つき 社債で年利が2.65%から3.20%までのもの(*)

社債総額 銀行借入金

最長2020年満期 平均金利は1.43% その他の有利子負債

社債総額と銀行借入及びその他有利子負債 1年以内満期のもの

(*)当社は、当該社債に対して一般担保として全体の資産を提供しております。

2006

$ 1,914 935

$ 2,849

$ 3,689 0

$ 3,689

$ 6,538 2,076

$ 4,462 2006

¥ 224,875 109,800

¥ 334,675

¥ 433,387 4

¥ 433,391

¥ 768,066 243,926

¥ 524,140 2005

¥ 218,750 109,800

¥ 328,550

¥ 530,377 2,604

¥ 532,981

¥ 861,531 224,385

¥ 637,146

その他の有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の連結決算日後における償還予定額

単位:百万円 単位:百万米ドル

1年超 5年超 1年超 5年超 1年超 5年超

1年以内 5年以内 10年以内 10年超 1年以内 5年以内 10年以内 10年超 1年以内 5年以内 10年以内 10年超

2005 2006 2006

債券 社債 その他 その他有価証券

合計

$ —

$ —

$ —

$ —

$ —

$ —

$ 3

42

$ 45

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ 300 5,005

¥ 5,305

¥ 2,508

¥ 2,508

¥ —

¥ —

¥ 300 5

¥ 305

¥ —

62,032

¥ 62,032

単位:百万円 単位:百万米ドル

連結貸借対照表計上額 連結貸借対照表計上額 連結貸借対照表計上額

2005 2006 2006

その他の有価証券 非上場株式 非上場社債 CP 合計

$ 77

— 42

$ 119

¥ 9,416 2,508 61,988

¥ 73,912

¥ 9,003

— 4,999

¥ 14,002 時価評価されていない有価証券

(10)

単位:百万円 単位:百万米ドル 各3月期

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年以降

2006

$ 2,075 2,177 780 315 1,191

$ 6,538 2006

¥ 243,926 255,702 91,589 36,958 139,891

¥ 768,066

単位:百万円 単位:百万米ドル 工場財団

投資有価証券

長期借入金

1年以内に期限到来の固定負債

(株)ウィルコムの借入金(*)

(*)当該借入金については、(株)ウィルコムの全出資者が同社株式を担保に供しております。

2006

$ 177 51

$ 228

$ 43

27 968

$ 1,038 2006

¥ 20,815 5,934

¥ 26,749

¥ 5,068 3,164 113,752

¥ 121,984 2006年3月期末における長期負債の償還年度は以下のとおりです。

2006年3月期末における担保資産及び担保付き債務は以下のとおりです。

5. 偶発債務

2005年3月期末及び2006年3月期末における当社の偶発債務は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

当社の債務保証

KDDI 海底ケーブルシステム(株)のケーブルシステム供給契約 KDDI アメリカの事務所賃貸契約

ケーブルネット埼玉(株)(借入金に対する経営指導念書)*

(*) 経営指導念書差入総額1,032百万円のうち、当社負担分であります。

2006

946 12 2

$ 960 2006

111,148 1,469 204

¥ 112,821 2005

125,863 892

¥ 126,755

(11)

単位:百万円 単位:百万米ドル KDDI(株)海底ケーブル及び陸揚げ中継所他の海底線設備、機械設備等

ケイディディアイ海底ケーブルシステム(株)の施設利用権等 KDDI(株)ツーカー携帯電話サービス資産

KDDI(株)国内伝送路遊休資産他

2006

$ —

— 888

85 2006

¥ —

— 104,263

9,974 2005

¥ 16,886 2,258

— 主として以下の資産及び、資産グループについて減損損失を計上しております。

*当連結会計年度において、当社グループは、上記の資産及び、 資産グループについて減損損失を計上しております。

減損損失の算定にあたって、他の資産又は資産グループのキャッ シュ・フローから独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位 によって資産のグループ化を行っております。

その結果、当連結会計年度において、ツーカー携帯電話サービ スに係る資産グループについては、新規ご契約者が大幅に減少し ていることやau携帯電話サービスへの契約変更が進んでいるこ とを受け、2006年6月30日をもって新規受付を終了させていた

だくこと等から、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少 額を減損損失 104,263百万円(888百万米ドル)として特別損 失に計上しております。また、国内伝送路設備等の一部を含む遊 休資産については、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減 少額を減損損失9,974百万円(85百万米ドル)として特別損失に 計上しております。なお、当資産の回収可能価額は正味売却価額 により測定しています。時価の算定は鑑定評価額等によっており、 売却や他への転用が困難な資産は0円としております。また、一部 子会社の通信設備等についても減損損失を計上しております。

2005

¥ (519) 316

— (2)

¥ (205)

2005

¥ 2,006

— 13,717 946

— 6,780

¥ 23,449

単位:百万円 単位:百万米ドル

小室用地売却益

社宅・寮等厚生施設売却損 小山用地等売却益

小山ゴルフ場及び隣接地売却損 その他

2006

$ —

— (2)

5 1

$ 4

2006

¥ —

— (204)

573 53

¥ 422 6. 有形固定資産売却損益

2005年3月期及び2006年3月期における有形固定資産売却損益は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

機械設備 空中線設備 海底線設備 建物 ソフトウェア その他

2006

$ 529 192

— 51 201

$ 973 2006

¥ 62,084 22,535

— 6,009 23,668

¥ 114,296 7. 減損損失

2005年3月期及び2006年3月期における減損損失は以下のとおりです。

(12)

8. リース取引 借主側

リース物件の所有権が移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引

2005年3月期末及び2006年3月期末における取得価額相当額(利子を含む)、減価償却費累計相当額及び期末残高相当額は以下の とおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

取得価額 減価償却 減損損失 期末残高 取得価額 減価償却 減損損失 期末残高 取得価額 減価償却 減損損失 期末残高 相当額 累計相当額 累計相当額 相当額 相当額 累計相当額 累計相当額 相当額 相当額 累計相当額 累計相当額 相当額

2005 2006 2006

工具、器具及び備品

その他 $ 21325

$ 238

$ 25 0

$ 25

$ 490 17

$ 507

$ 728 42

$ 770

¥ 2,887 4

¥ 2,891

¥ 25,043 2,966

¥ 28,009

¥ 57,592 1,972

¥ 59,564

¥ 85,522 4,942

¥ 90,464

¥ 302

¥ 302

¥ 25,653 3,324

¥ 28,977

¥ 73,376 1,646

¥ 75,022

¥ 99,331 4,970

¥104,301

2005年3月期末及び2006年3月期末における未経過リース料相当額は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

1年以内 1年超

リース資産減損勘定の残高 

2006

$ 89

149

$ 238

$ 25

2006

¥ 10,470 17,539

¥ 28,009

¥ 2,891 2005

¥ 15,476 13,803

¥ 29,279

¥ 302

2005年3月期末及び2006年3月期末における支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額及び減損損失は以下

のとおりです。 単位:百万円 単位:百万米ドル

支払リース料

リース資産減損勘定の取崩額 減価償却費相当額

減損損失

減価償却費は、残存価格ゼロで定額法を使ってリース期間で計算

2006

$ 161 3 161 25 2006

¥ 18,892 302 18,892 2,891 2005

¥ 22,315

— 22,315 302

(13)

オペレーティング・リース取引

2005年3月期末及び2006年3月期末における中途解約不能なオペレーティング・リース取引の未経過リース料は以下のとおりです。

貸主側

リース物件の所有権が移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引

2005年3月期末及び2006年3月期末における取得価額相当額(利子を含む)、減価償却累計相当額及び期末残高相当額は以下のとお りであります。

2005年3月期末及び2006年3月期末における未経過リース料相当額は以下のとおりです。

2005年3月期末及び2006年3月期末における受取リース料及び減価償却費相当額は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

1年以内 1年超

2006

$ 152 351

$ 503 2006

¥ 17,852 41,246

¥ 59,098 2005

¥ 17,750 56,401

¥ 74,151

単位:百万円 単位:百万米ドル

1年以内 1年超

2006

$ —

$ —

2006

¥ —

¥ —

2005

¥ 309 200

¥ 509

単位:百万円 単位:百万米ドル

受取リース料 減価償却費相当額

2006

$ 1

1 2006

¥ 97

90 2005

¥ 483 444

単位:百万円 単位:百万米ドル

取得価額 減価償却 期末残高 取得価額 減価償却 期末残高 取得価額 減価償却 期末残高 相当額 累計相当額 相当額 相当額 累計相当額 相当額 相当額 累計相当額 相当額

2005 2006 2006

工具、器具及び備品

その他 $

$ —

$ —

$ —

$ —

$ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ —

¥ 417 67

¥ 484

¥ 1,304 109

¥ 1,413

¥ 1,721 176

¥ 1,897

(14)

9. デリバティブ取引

外国為替や金利の変動リスクを軽減する目的で、当社及び連結子会社は金融契約を締結しております。 2005年3月期末及び2006年3月期末における未決済金融契約の詳細は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

2006 契約額 時価 評価損益 契約額 時価 評価損益

金利スワップ契約関連 受取固定・支払変動

支払固定・受取変動 $

$ —

$ —

¥ —

¥ —

¥ —

単位:百万円 単位:百万米ドル

2005 契約額 時価 評価損益 契約額 時価 評価損益

金利スワップ契約関連 受取固定・支払変動

支払固定・受取変動 $$ (0)1

$ 1

$ (0)

$ 19

$ 19

¥ 68 (38)

¥ 68 (38)

¥ 2,000 2,000

10. 株主資本

日本の商法は、金銭配当金及び親会社や日本の連結子会社による 連結剰余金からの分配金合計額のうち最低10%に相当する金額 を、連結貸借対照表の連結剰余金に含まれる法定準備金へ計上 することを要求します。法定準備金が資本金の25%に達した 場合は、追加計上の必要がありません。法定準備金は、前期末 時点で12,263百万円、2006年3月期末時点で12,223百万円

(104百万米ドル)に達しております。

この法定準備金は、配当金の支払に利用できません。例外と

して、取締役会決議により資本組入れが行われること及び株主総 会決議により欠損金を補填するためだけに取り崩されます。

商法では、原則として新株の発行総額は全て資本金で処理する ことが要求されます。しかし、当社は、取締役会決議により、新株 の発行総額のうち50%を超えない金額を資本準備金としており ます。

次に(i)普通株式で発行された新株発行価額のうち(ii)当該新株 発行の額面と資本準備金の合計額を超える額は、取締役会決議に より株主への払戻しの形式で分配することができます。

(15)

12. 税効果会計

2006年3月期において繰延税金資産及び繰延税金負債を計算するのに用いる法定実効税率は40.6%です。

2005年3月期末及び2006年3月期末における、繰延税金資産及び繰延税金負債の主な構成要素の分析は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

繰延税金資産 減価償却費超過額 貸倒引当金繰入超過額 固定資産除却損否認額 棚卸資産評価損否認額 減損損失否認額 退職給付引当超過額 賞与引当金繰入超過額 未払費用否認額 未払事業税 繰越欠損金 未実現利益

ポイントサービス引当金 その他

繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債

特別償却準備金

その他有価証券評価差額金 在外関係会社留保利益 その他

繰延税金負債合計 繰延税金資産の純額

2006

$ 328 105 24 22 436 49 63 22 21 30 22 86 46 1,254 (84)

$ 1,170

$ (17) (126) (7) (12)

$ (162)

$ 1,008 2006

¥ 38,471 12,316 2,876 2,623 51,193 5,736 7,404 2,617 2,437 3,580 2,572 10,105 5,443 147,373 (9,941)

¥ 137,432

¥ (1,912) (14,793) (863) (1,448)

¥ (19,016)

¥ 118,416 2005

¥ 8,325 8,548 1,681 1,711 7,134 4,678 6,003 3,443 5,084 31,318 3,723 7,775 7,991 97,414 (34,939)

¥ 62,475

¥ (2,023) (6,702) (1,307) (604)

¥ (10,636)

¥ 51,839

2006年3月期において、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

法定実効税率 40.6%

IT投資促進税制 (5.1)%

繰越欠損金の充当額 (8.1)%

合併による影響額 (34.3)%

納税充当金の戻入額 (1.9)%

その他 1.3%

税効果会計適用後の法人税等の負担率 (7.5)%

11. 研究開発費

2005年3月期及び2006年3月期における費用計上した研究開発費は、それぞれ10,963百万円、15,337百万円(131百万米ドル) です。

(16)

13. 退職給付

当社及び連結子会社は、厚生年金基金制度、確定給付企業年金基金制度、退職一時金制度及び退職給付信託を設けております。 2005年3月期末及び2006年3月期末における退職給付債務等の内容は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

退職給付債務 年金資産 退職給付信託 未認識過去勤務債務 未認識数理計算上の差異 前払年金費用

退職給付引当金

2006

$ (2,303) 2,029

70

$ (204) (74) 225 (142)

$ (195) 2006

¥ (270,535) 238,413

8,203

¥ (23,919) (8,743) 26,412 (16,667)

¥ (22,917) 2005

¥ (259,579) 188,124

8,168

¥ (63,287) (9,539) 68,007 (15,127)

¥ (19,946)

2005年3月期末及び2006年3月期末における退職給付費用の内訳は以下のとおりです。

単位:百万円 単位:百万米ドル

勤務費用 利息費用 期待運用収益

過去勤務債務の費用処理額 数理計算上の費用処理額

退職給付費用

2006

$ 74

44 (32)

(6) 58

$ 138 2005

¥ 8,706 5,189 (3,366)

(797) 7,742

¥ 17,474

2006

¥ 8,730 5,203 (3,766)

(797) 6,829

¥ 16,199 退職給付債務等の計算基礎は以下のとおりです。

割引率 2.0%

期待運用収益率 主として2.0%

退職給付信託に係る期待運用収益率 0%

退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準

過去勤務債務の処理年数 14年

数理計算上の差異の処理年数 翌連結会計年度から14年

注記:2003年4月1日に、当社及び国内子会社は、2000年10月の合併以降も継続されていた旧KDD、旧IDO及び旧(株)エーユー各社の適格退職年金 制度を統合し、新しい確定給付型企業年金制度である「KDDI企業年金基金」を設立しました。

また、合併後も継続されていた厚生年金基金(旧DDI、旧(株)エーユー(旧関西セルラー電話(株)をを除く)、沖縄セルラー電話(株)及びDDIポケット(株) の制度)につきましても、2004年4月1日に、「KDDI企業年金基金」に統合しました。

14. セグメント情報

2005年3月期及び2006年3月期における事業の種類別セグメント情報は以下のとおりです。 単位:百万円

2005年3月期 固定通信 au ツーカー PHS その他 合計 消去 連結

Ⅰ 売上高及び営業利益(損失): 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高 計

営業費用 営業利益(損失)

Ⅱ 資産、減価償却費、減損損失及び資本的支出: 資産

減価償却費 減損損失 資本的支出

¥ 2,920,039

— 2,920,039 2,623,863

¥ 296,176

¥ 2,472,322 349,908 23,449 352,596

¥ —

(168,354) (168,354) (166,875) (1,479)

¥ 248,660 (771) 188 (582)

¥ 2,920,039 168,354 3,088,393 2,790,738

¥ 297,655

¥ 2,223,662 350,679 23,261 353,178

¥ 46,397 34,983 81,380 80,429

¥ 951

¥ 82,472 4,997 5,446 2,993

¥ 85,387 1,486 86,873 81,397

¥ 5,476

¥ —

18,659

— 8,538

¥225,683 5,714 231,397 212,965

¥ 18,432

¥225,947 46,645 184 7,342

¥2,067,843 24,859 2,092,702 1,819,596

¥ 273,106

¥1,298,828 201,658

— 243,720

¥494,729 101,312 596,041 596,351 (310)

¥616,415 78,720 17,631 90,585

(17)

単位:百万米ドル

2006年3月期 固定通信 移動通信 その他 合計 消去 連結

Ⅰ 売上高及び営業利益(損失): 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高 計

営業費用 営業利益(損失)

Ⅱ 資産、減価償却費、減損損失及び資本的支出: 資産

減価償却費 減損損失 資本的支出

注記:1. 事業区分の方法及び区分に属する主要なサービス等の名称

(1)前連結会計年度

事業区分 営業種目

固定通信 市内・長距離・国際通信サービス、インターネットサービス、ソリューションサービス、 データセンターサービス

au au携帯電話サービス、au携帯電話端末販売、モバイルソリューションサービス ツーカー ツーカー携帯電話サービス、ツーカー携帯電話端末販売

PHS PHSサービス、PHS端末販売

その他 テレマーケティング事業、コンテンツ事業、研究・先端開発、その他固定通信サービス、 その他携帯電話サービス、その他データセンターサービス等

(2)当連結会計年度

事業区分 営業種目

固定通信 市内・長距離・国際通信サービス、インターネットサービス、ソリューションサービス・ データセンターサービス

移動通信 携帯電話サービス、携帯電話端末販売、モバイルソリューションサービス

その他 コールセンター事業、コンテンツ事業、研究・先端開発、その他固定通信サービス、 その他携帯電話サービス、その他データセンターサービス等

2. 事業区分の名称変更

事業区分につきましては、従来、「固定通信」、「au」、「ツーカー」、「PHS」及び「その他」の5事業区分としておりましたが、当連結会計年度より、

「au」と「ツーカー」を統合するとともに、名称を「移動通信」に変更し、「固定通信」、「移動通信」及び「その他」の3事業区分に変更いたします。なお、 前連結会計年度の「PHS」は、平成16年10月に事業の全部を譲渡したため当連結会計年度より消滅しております。

昨年10月に当社は連結子会社ツーカーグループ3社(株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン 関西)を吸収合併し、ツーカー事業をau事業と統合するとともに組織を一体化いたしました。この統合により、今後も競争が激化する携帯電話 市場を睨み、市場環境の変化へ迅速に対応できるとともに、統合によるシナジー効果(auサービスへの同番移行、販売網の拡大など他社にない 営業戦略の展開)を最大限に発揮できる戦略的な事業体制を構築いたしました。

上記の事業体制の一体化を受けて内部管理上もこの両事業を統合した採算管理を採用しました。ディスクロージャーの観点からも内部管理上 採用する事業区分と一致させることで当社グループの事業内容をより的確に開示するために、事業区分の変更をいたしました。

なお、前連結会計年度において、当連結会計年度の事業区分によった場合の事業の種類別セグメント情報は、次のとおりであります。 単位:百万円

2006年3月期 固定通信 移動通信 その他 合計 消去 連結

Ⅰ 売上高及び営業利益(損失): 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高 計

営業費用 営業利益(損失)

Ⅱ 資産、減価償却費、減損損失及び資本的支出: 資産

減価償却費 減損損失 資本的支出

¥ 3,060,814

— 3,060,814 2,764,218

¥ 296,596

¥ 2,500,865 335,739 114,296 394,330

¥ —

(172,398) (172,398) (171,483)

¥ (915)

¥ 190,082 (493) 54 (163)

¥ 3,060,814 172,398 3,233,212 2,935,701

¥ 297,511

¥ 2,310,783 336,232 114,242 394,493

¥ 57,896 45,607 103,503 99,122

¥ 4,381

¥ 68,248 4,483

21 5,468

¥ 2,484,202 26,193 2,510,395 2,155,956

¥ 354,439

¥ 1,404,454 237,523 105,028 253,471

¥ 518,716 100,598 619,314 680,623

¥ (61,309)

¥ 838,081 94,226

9,193 135,554

$ 26,056

— 26,056 23,531

$ 2,525

$ 21,289 2,858 973 3,357

$ —

(1,468) (1,468) (1,460)

$ (8)

$ 1,618 (4) 0 (1)

$ 26,056 1,468 27,524 24,991

$ 2,533

$ 19,671 2,862 973 3,358

$ 493 388 881 844

$ 37

$ 581 38 0 46

$ 21,147 224 21,371 18,353

$ 3,018

$ 11,956 2,022 895 2,158

$ 4,416 856 5,272 5,794

$ (522)

$ 7,134 802 78 1,154

(18)

単位:百万円 単位:百万米ドル 配当金(¥4,500 = US$38.31米ドル)

役員賞与

$ 167 1

¥ 19,668 83 15. 後発事象

取締役会で提案された当社の2006年3月期における利益処分案は、2006年6月15日に開催されました株主総会で承認されました。

単位:百万円

2005年3月期 固定通信 移動通信 PHS その他 合計 消去 連結

Ⅰ 売上高及び営業利益(損失) 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高

営業費用 営業利益(損失)

Ⅱ 資産、減価償却費、減損損失及び資本的支出: 資産

減価償却費 減損損失 資本的支出

¥ 2,920,040

2,920,040 2,623,864

¥ 296,176

¥ 2,472,322 349,908 23,449 352,596

¥

(156,793) (156,793) (154,600)

¥ (2,193)

¥ 249,998 (717) 188 (468)

¥ 2,920,040 156,793 3,076,833 2,778,464

¥ 298,369

¥ 2,222,324 350,625 23,261 353,063

¥ 46,398 34,983 81,381 80,430

¥ 951

¥ 82,472 4,997 5,446 2,993

¥ 85,387 1,486 86,873 81,397

¥ 5,476

¥

18,659

8,538

¥2,293,526 19,012 2,312,538 2,020,286

¥ 292,252

¥1,523,438 248,248 184 250,947

¥ 494,729 101,312 596,041 596,351 (310)

¥ 616,415 78,720 17,631 90,585

単位:百万米ドル

2005年3月期 固定通信 移動通信 PHS その他 合計 消去 連結

Ⅰ 売上高及び営業利益(損失) 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高

営業費用 営業利益(損失)

Ⅱ 資産、減価償却費、減損損失及び資本的支出: 資産

減価償却費 減損損失 資本的支出

$ 27,191

27,191 24,433

$ 2,758

$ 23,022 3,258 218 3,283

$

(1,460) (1,460) (1,440)

$ (20)

$ 2,328 (7) 2 (4)

$ 27,191 1,460 28,651 25,873

$ 2,778

$ 20,694 3,265 217 3,288

$ 432 326 758 749

$ 9

$ 768 46 51 28

$ 795 14 809 758

$ 51

$

174

80

$ 21,357 177 21,534 18,813

$ 2,721

$ 14,186 2,312 2 2,337

$ 4,607 943 5,550 5,553

$ (3)

$ 5,740 733 164 844

3. 所在地別及び海外売上高セグメント情報は、連結売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。

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